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あなたに合う入試制度を見つけませんか?
あなたに合う入試制度見つけませんか?
東京都市大学 入試制度紹介(2024年度入試をもとに作成)
年々、大学入試を取り巻く環境は受験生、大学ともに厳しい環境となっており、大学側は工夫をしながら、結果的に複雑な入試制度を設定しています。
そこで、東京都市大学では特に受験生に知っておいてもらいたい本学の特色ある入試制度についてまとめました。
なぜ入試制度が複雑になっているかの背景も含めて、是非知っていただければと思います。
大学の入試制度について
■入試制度について
大学入試は年々複雑化しており、大学ごとに制度が異っているように思えてしまいます。
ですが、大学受験における入試制度は本学のみならず、日本にある大学は大学の規模や偏差値などに関わらず、大きく分けて4つとなります。
■本学における入試制度の変化
本学においても30年間の間に大きく入試制度が変わっています。
(1993年度入試:武蔵工業大学 1学部6学科 → 2024年度入試:東京都市大学 8学部18学科)
1993年度入試では、4種類のみのシンプルな入試制度でしたが、2024年度入試では主要15種類の入試制度となっています。
ですが、先ほど説明した通り、大枠は4つの入試制度で、例えば一般選抜でも前期、中期、後期など細かく入試制度を設けています。
入試制度別の入学者の割合/なぜ大学は様々な入試制度を設定しているか
■入試制度別の入学者割合
まずは大学に入学する際に、どの入試制度を使って入学しているのかを見てみましょう。
2023年度に入学した入学者が、どの入試制度を利用して大学に入学したかを表したのが以下の円グラフです。
ご覧の通り、2022年度に実施された2023年度入試では、604の私立大学で、6割の学生が年内入試(学校推薦型選抜、総合型選抜、その他入試)で入学をしており、文系の大学を中心に年内入試にシフトしています。
国立大学においては、一般選抜(共テ含む)が81.4%とまだまだ一般選抜が中心ですが、大学によっては総合型選抜で入学定員の3割を割り当てている大学もあるなど、年々増加傾向にあります。
■なぜ大学は様々な入試制度を設定しているか
ではなぜ大学は様々な入試制度を設定しているのでしょうか。
本学では年間で主要15種類(編入学試験除く)もの入試を実施し、本学で学ぶ意欲を持った多様な学生を受け入れています。
例えば、理系学部を志望する受験生は、一般的に国立大学を志望する場合が多く、大学独自問題を課される「一般選抜」、共通テストの結果で合否判定を行う「共通テスト利用入試」(以下、『一般選抜(共テ含む)』とします)を志願しています。そのため、理工系が基盤となっている本学でも例に洩れず所謂「学力試験」となっている『一般選抜(共テ含む)』の志願者は全志願者数のうち95%となっています。
参考までに私立大学 604大学の一般選抜(共テ利用含む)の割合は81.9%となっています。
ですが、入学者の入試制度別の割合を見てみると、文理融合学部を含めた本学の全学部における割合は、グラフ1にあるように『一般選抜(共テ含む)』が61.1%となっており、604の私立大学の割合よりも約21%高く、理系学部(理工学部/建築都市デザイン学部/情報工学部)に限れば、66.5%と更に5%も高い割合(グラフなし)となっていますが、志願者=入学者の割合ではありません。
本学は15種類の入試を実施し、学力試験で測る"学力(知識・技能)"ではなく、別のものさしで受験生を評価し、約40%の学生を学校推薦型選抜、総合型選抜等で受け入れています。
本学の入試制度で求められる能力とは
※文部科学省「大学入学者選抜実施状況」より算出・作成。
■なぜ大学は様々な入試制度を設定しているか
本学では年間で主要15種類(編入学試験除く)もの入試を実施し、本学で学ぶ意欲を持った多様な学生を受け入れています。
例えば、理系学部を志望する受験生は、一般的に国立大学を志望する場合が多く、大学独自問題を課される「一般選抜」、共通テストの結果で合否判定を行う「共通テスト利用入試」(以下、『一般選抜(共テ含む)』とします)を志願しています。そのため、理工系が基盤となっている本学でも例に洩れず所謂「学力試験」となっている『一般選抜(共テ含む)』の志願者は全志願者数のうち95%となっています。
参考までに私立大学 604大学の一般選抜(共テ利用含む)の割合は81.9%となっています。
ですが、入学者の入試制度別の割合を見てみると、文理融合学部を含めた本学の全学部における割合は、『一般選抜(共テ含む)』が61.1%となっており、全私立大学の割合よりも約21%高く、理系学部(理工学部/建築都市デザイン学部/情報工学部)に限れば、66.5%と更に5%も高い割合(グラフなし)となっていますが、志願者=入学者の割合ではありません。
本学は15種類の入試を実施し、学力試験で測る"学力(知識・技能)"ではなく、別のものさしで受験生を評価し、約40%の学生を学校推薦型選抜、総合型選抜等で受け入れています。
■本学の入試制度で求められる能力とは
では本学で実施する入試では、"学力(知識・技能)"以外にどんな能力が求められているのでしょうか。
図1では、「本学における入試で求められる能力(一例)」をまとめています。
先ほど説明した『一般選抜(共テ含む)』は学力試験で知識・技能を求めている入試ですが、左端にある『学校推薦型選抜』では、小論文・面接・人物をもって評価するため、
■学校推薦型選抜
「高校時代の頑張り」≒「学習成績の状況(高校での調査書)」
が評価されます。
真ん中にある総合型選抜では、書類審査+面接等といった2段階での選抜を行うことが一般的で、本学では『総合型選抜(2段階選抜制)』と呼び、
主体性・多様性・協同性を評価軸として、
■総合型選抜(2段階選抜制)
「高校時代の頑張り」≒「第三者にアピールできる活動(校内外での活動など)」
が評価されます。
同じ総合型選抜でも本学では書類審査を経ずにそのまま面接を行う『総合型選抜(1段階選抜制)』も実施しています。
2段階選抜制とは異なり、「高校時代の頑張り」というよりは「知識・技能」が求められます。
■総合型選抜(1段階選抜制)
「知識・技能」≒「学科が求める専門性に関する理解・興味・関心」
が評価されます。
例えば、原子力人材入試では、本学原子力研究所の見学会を実施し、見学会前に行われるセミナーに参加することで、原子力に関するレポートをまとめることが求められています。
また、アドミッション・ポリシー(東京都市大学の入学者受け入れの方針)を学部ごとに設定しています。
学部・学科により求められる人物像、入学前に学習しておくことが望ましい内容は異なりますので、必ず確認しておきましょう。
本学の特色ある入試制度
■本学の特色ある入試制度
本学では他大学でも実施している入試制度(例えば一般選抜など)ももちろんありますが、他大学にはないような入試制度(評価基準)があり、是非受験生に知っておいてほしい入試制度をご紹介します。
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年内入試
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年明入試
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01.得意を生かして受験できる総合型選抜
・学際探究入試(理工系探究型)
対象学部・学科:理工学部 全学科(7学科)
・原子力人材入試
対象学部・学科:理工学部 原子力安全工学科
・創作ソフトウェア入試
対象学部・学科:情報工学部 全学科(2学科)
・創造デザイン入試
対象学部・学科:デザイン・データ科学部 デザイン・データ科学科
・人間科学探究総合入試
対象学部・学科:人間科学部 人間科学科
●「知識・技能」≒「学科が求める専門性に関する理解・興味・関心」が評価される。
例)原子力人材入試:セミナー参加などを経て、原子力に関するレポート提出
●書類選考がなく、強みや経験を生かすことができ、探究イベント「OPEN MISSION」の修了証明書も活用可。
●ソフトウェア作成、データサイエンスなど本学の特色ある5つの制度を用意。
一般的な総合型選抜では、
「高校時代の頑張り」≒「第三者にアピールできる活動(校内外での活動など)」
が書類選考としてまず求められますが、
総合型選抜(1段階選抜制)は、
「知識・技能」≒「学科が求める専門性に関する理解・興味・関心」
が評価されます。
書類選考がなく(出願すると全員面接に進みます)、本学が実施している探究型イベント「OPEN MISSION」での経験や、皆さんの強みや経験を生かすことができます。本学で最も早く合否判定がでる入試で、他大学の併願が可能。安心してチャレンジすることができます。
例えば、原子力人材入試では、本学原子力研究所の見学会を実施し、見学会前に行われるセミナーに参加することで、原子力に関するレポートをまとめること(学科が求める専門性に関する理解・興味・関心)が求められています。
これ以外にも探究型問題等を課す「学際探究入試(理工系)」ソフトウェアの創作とそのプレゼンテーションが求められる「創作ソフトウェア入試」、データサイエンスに関する課題レポートの作成が求めらる「創造デザイン入試」、そして大学に入学したあとに行いたい研究についてまとめることなどが求められる「人間科学探究総合入試」の5つの入試制度があります。
また、理工学部が対象の学際探究入試では、小論文・面接で考えを論理的に伝えることを評価する女子枠入試(タイプ2)や、英語による面接を通じて評価する入試(タイプ3)もあります。
次世代のリーダー育成を目的に展開している「ひらめき・こと・もの・くらし・ひと」づくりプログラム(通称ひらめきプログラム)にも連接しており、この入試制度で入学するとひらめきプログラムへの優先参加が可能です。
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02.専願?いいえ、併願可能な推薦入試
・グローバル志向型
●条件を満たせば「併願=他大学の受験が可能!」な入試制度
●出願条件が異なる3つのエントリー方法を用意。「②グローバル志向型※」のみが併願可。
●「②グローバル志向型」は全学科”英検2級以上”のみが出願条件で、学習成績の状況(高校での調査書)の条件はなし(表1)。
※出願後はエントリー方法に関わらず、選考方法、合否判定は受験者同一となります。
●志願者が例年少なく、特に理系学部は実質倍率が高くない”穴場入試”(表2)。
学校推薦型選抜には、「指定校制」と「公募制」がありますが、共通して
「高校時代の頑張り」≒「学習成績の状況(高校での調査書)」
が評価される入試制度です。
学校"推薦型"選抜ですので、原則「専願制」であることが一般的です。
ですが、本学の学校推薦型選抜(公募制)については、条件を満たせば「併願=他大学の受験が可能」となっています。
■エントリー方法と出願条件(全学部・学科共通)
・②グローバル志向型
出願条件:英検2級以上※
※一般選抜(前期)等において、英語外部試験70点相当以上の資格が対象となります。
他大学でも見られる学科ごとに学習成績の状況を出願基準を設け、「①一般推薦型」もありますが、専願となっているため、学校推薦型選抜(指定校制)を受験できない場合に選択されることが多くなっています。
また、この入試の特筆すべき点は、志願者の少なさです。
年間2万5千人前後の受験生がいる本学では、圧倒的に少ない志願者数の入試の一つです。
特に理系学部・学科を志望する受験生は、「一般選抜(共テ利用含む)」をメインに考えているため、特に学校推薦型選抜(公募制)を見ている受験生は多くありません。
表2に示した2023年度結果の倍率を見ると、穴場になっている入試と言えます。
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03.暗記型ではなく考える学⼒試験!
●理工学部7学科を自動的に同時併願し、合格も7学科同時合格。入学手続時に学科を選択。
●共通テスト2教科(数学・高得点1科目)+探究総合問題
●探究総合問題は単純な暗記型の問題ではなく、考えることが求められる。また、教科・科目ごとに問題が分かれておらず、複数の教科・科目が合わさった問題。
(サンプル問題はこちら)
●聞きなれないので敬遠されがちだが、実は穴場の入試制度
●入学後は「ひらめき・こと・もの・くらし・ひと」づくりプログラムへの参加登録が確約されます。
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04.他⼈と競わない学⼒試験!合格基準点あり!
●国公立志望者が多く受験する共通テスト5教科による入試
●事前に公表される合格基準点をクリアすれば、必ず合格!
●受験者数が多くても、合格者数は基準点をクリアした人数分
●基準点は2024年度入試は68~72%程度(学科により異なる)
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05.2次試験不合格でも活用可!英検などの外部試験を50〜100点に換算!
●一番募集人員が多い入試制度
●学力試験結果でのみ合否判定
●英語(換算点利用可)+学科別1~2教科で判定。英検・GTECなどの「英語外部試験」を[みなし得点換算型(50~100点)]として利用できます。
●3限目の英語を英語外部試験を利用することで、当日受験しないことが選択でき、英語受験者よりも2時間以上早く帰宅することが可能に。受験当日の負担も減らすことができます。
●全国22会場(前期)・18会場(中期)があり、会場を選択可。
以上を参考に是非自分に合う入試制度を見つけて、チャレンジしてください。
本学で実施している入試制度は以下のサイトにまとめていますので、こちらも是非参考にしてください。