2024年3月19日（火）、世田谷キャンパスにおいて「2023年度 東京都市大学 学位授与式」を挙行し、学部と大学院合わせて1,826名（学士1,470名、修士344名、博士12名）に学位記を授与しました。

式典は、同キャンパス「SAKURA CENTER」（9号館）の体育館で行い、お越しいただいたご家族および関係者の皆様には、7号館「TCUホール」や2号館教室に設けたパブリックビューイング会場から式典の様子をご覧いただくとともに、YouTubeでライブ動画を配信しました。また本年は新たに、壇上の手話通訳者による同時通訳も行いました。

吹奏楽団による国家演奏に始まった式典では、野城智也 学長が博士後期課程修了生、各専攻、各学部の代表者へ学位記を授与するとともに、学業や課外活動等で優れた成績を収めた学生108名（学術研究賞13名、総代・学術優秀賞17名、理事長賞17名、山田奨学基金賞17名、校友会賞17名、後援会長賞27名）を表彰し、各賞の代表者へ表彰状と記念品を贈呈しました。

学長による式辞では、COVID-19の困難を乗り越えて今日を迎えた卒業生、修了生へ「どうか今日ばかりはご自身を褒めてあげてください」と労いながら、「皆さんは今まで以上に不確実性の高い、何が起きるかわからない時代を生きていかれます。臆することなく自信をもって、変化に適応して行ってください」と激励しました。

続く理事長挨拶では、本学を運営する学校法人五島育英会の泉 康幸 理事長より「これからの人生、いろいろ迷うこともあると思います。そのときに自分たちが属する組織の論理や忖度ではなく、自分が心から正しいと思える道を選択してほしいと思います。皆さんの歩まれる人生が実り多きものであることを心から祈念いたします」と祝辞がありました。

続いて校友会の松村慶一 会長と、本学卒業生である株式会社ファシリティ 岸 一之 代表取締役社長より来賓祝辞が贈られ、建築都市デザイン学部 都市工学科 榊原みなみさんが卒業生を代表して謝辞を述べました。
式典は、吹奏楽団の伴奏と本学アカペラサークル「Groove」、学生団体連合会学生の斉唱による校歌演奏、学生旗継承、学園歌演奏をもって終了しました。

式典後は学科・専攻ごとに各教室に分かれ、各賞の表彰や学位記の交付を行い、本年はその後「SAKURA CENTER」（9号館）体育館にて卒業パーティーを催しました。食事やドリンクを用意した会場では壇上のバンドによる生演奏が、晴れやかな門出の場に華を添えました。